ドラマ、映画の感想置き場。

基本ネタバレしてます。

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不便な便利屋 第十二話(最終回) 感想

第○話の動きが途中から気になっていて、見返してみたら結構最初の方からやってました。
小さなこだわりというか、やり始めちゃったら止まらないんでしょうね(笑)

純くんのお母さんはバツさんの奥さんのお知り合いでした。お母さんの紹介で知り合ったから二人の仲がよかったと。
あまりにもライトに出会うから混乱しました(笑)バツさんは純くんのお父さんではない。

純くんとお母さんが連絡を取り合ってて、そこにいた梅本さんからバツさんなんじゃないかとなり、やってきた。
本当の目的はバツさんの息子さんの件を伝えるために。

バツさんとお母さんが意味深すぎて、純くんの勘違いは暴走するばかり。もう戸籍を取ってきてよ純くん!
でもお父さんが純くんをかばったとは言えませんよね。想像力の豊かさが、ここで発揮されてしまわなくてよかったです。

カエデさんもやってきて、松井さんもめでたし。
ちょっと急でしたが(笑)これは描かれなくてもこうなっていただろうなという感じもしていたので、描いてもらえて嬉しかったです。

最後のシーンは、脚本家としての純くんなんでしょうね。最終回のエンドロールは純くんが脚本ということになってました。
純くんが赤平に来て、便利屋に出会って、色々な体験をして東京に帰り、それを元にドラマという形で脚本を書いた。と私は解釈しました。チケットをなくした純くんはドラマ内の純くんそのものでしたから(笑)

このドラマは鈴井さんが好きで見始めました。
飲んだくれてしまう人々、脚本家の純くん、映画監督だった松井さん、家庭を省みられなかった時期のあるバツさん。そして、赤平という場所。鈴井さんそのものが、少しずつにじみ出ているような感じがしました。
ちょこちょこ顔も出ないのに出演したり、メインとは全然関係ない背景に笑えるポイントがあったり(多分見つけられてないものもあるんでしょうね笑)、きっとやりたいことをたくさんやれたんだろうと思うと嬉しくもあり、もちろんドラマ自体が面白くて温かくて、見てよかったです。見ていて楽しかった。