ドラマ、映画の感想置き場。

基本ネタバレしてます。

映画「僕だけがいない街」感想&疑問点

※公開時に書いたものをリライトしています。


見に行った理由は藤原竜也さんが好きなのが第1位で、あとは何となく面白そうだったから。

子ども時代がすごいすごいと何度も言われてたが、本当にすごかった。
悟の中身が本当は大人なのもちゃんと感じられて、あー、中身は悟(大人)なんだなぁ、と。
 
悟の普通っぽさや愛梨の明るさをはじめ役者さんたちはとてもよかったけど、ストーリーに疑問点が多すぎた&オチがさすがに悲しかったので終わったあとはモヤモヤ。
 
原作やアニメ版も見ず予告や番宣のみのため、そっち見ればわかるよ、ということもあるかもしれませんが、湧き出た疑問点の数々を並べていきます。
 

★母を刺したなんて疑われないのでは?

刺されているのを発見し、救急車を呼んだあと物音がしたから追いかけていた。というのは正当な理由にはならないのだろうか。
母が鍵をかけないタイプの人間だということは知っていたし、そもそも犯人より救急の指示を聞いて出来る処置をするほうがよかったのでは。
死んでしまったかどうかの確認も取っていなかったし、もし意識が戻れば(結果的にそうはならなかったものの)無実は証明される。
 
★店長と火事

愛梨を救ったようにも見えるけど、そもそもあの火事は愛梨が2階にいながらなぜ逃げていないのか、消防隊員がいるのにどうやって入ってきたのかなどさすがにおいおい…という点がいくつか。というか愛梨の家で待ち伏せしたばかりなんだから店長が犯人だと思われても仕方ない状況なのでは。
 
★予告が夢オチ

未来が変わって愛梨が自分のことをわからなくなる…というのはよくわかるシーン。予告に入ってて夢オチとは。
そうなる可能性を示唆するには確かに必要だけど、これがなくても橋の下のシーンだけの方が「過去を変えたら救う以外にも変化が起きてしまうんだ」ということにインパクトがあったのに。

★バスに来たとき雛月には気づかなかったのか?

不審者が来たあと、悟に雛月の隠れ場所を聞いてから八代が知ったような雰囲気だった。雛月もそこまできちんと隠れていたわけではなかったしよく見つからなかったなと。
 
★なぜ犯人と同じ車に乗った上に犯人を問い詰める?

これはまぁサスペンスあるあるなので別にいいといえばいいことですが(笑)
信じたいとはいえかなり黒い人物、ましてや自分の体は子どもなのに…。
 
★川から落ちたあとどうなった?

あの流れだと落ちたあと助かっていたってことなんだろうけど、それだと真相を知ってる身として狙われてもおかしくない。
あそこまで推理されて生きているとしたら、完全犯罪を繰り返していた八代は来るのでは…。
 
★ピザ屋ではない事故の原因は?

単行本を出すほどの連載がある(パンフレットにも漫画で生計を立てていると記載)とすると事故はなぜ起きたことになっているのか。
同じように吹っ飛んだ=同じような事故に遭ったなのか?ちょっと言及してくれるだけでもよかったのに。
 
★なぜ雛月(大人)がいた?

まぁ、これは映画の都合上かな…(笑)たまたままた近くに住んでて、お母さんや悟とも未だに仲が良かった、ということかな。
 
★悟の眼鏡は?

最後のリバイバル後はなぜか眼鏡をしていなかった。眼鏡=薄い膜なのでは?というのもいくつか見たが、薄い膜の話の時には眼鏡をかけていないし、そもそも眼鏡=人との距離感を表すような話もしていない。
愛梨と出会わなかった世界(夢オチだった)=眼鏡が無いということなのかとも思ったけど別に眼鏡と何の繋がりもない。
ポスタービジュアルは相当見ていたせいか悟=眼鏡だったからなんだかなぁ。
 
★結局八代を追い込んだのはかなり時間が経ってからだった、その間の事件は?

これだと結局防いだ事件はかなり少ない(正確には分からないが、八代はそれなりの年齢になっていた)のでは?
そうなると何というか報われない。
 
★賢也はどうやってきたのか?

犯人に襲われてから助けに来るというのは映画やドラマでは割とあるあるなので構わないけども、あの場所はどこなのか、どこから情報を得て来たのか(しかも警察を連れて)。
というか怪我をしているんだから早く救急車を呼んであげてほしかった。
悟が呼んだとしたらいつ呼んだというのか。八代がそんなことをさせる隙を与えるとは思えない。
 
★白鳥が出所していた→犯人はすべてを話したのか?

死刑判決からの出所となれば無罪が証明されたってことかな。しかしそんなにすべて話してくれるものだろうか。
性格的には完全黙秘かすべてを話す、だと思うけど。
澤田の尽力もあったのかもしれない。

★なぜ悟は死ななければならなかったか?

パンフレットではお母さんと雛月を助けた代償、といった感じだった。
確かにリバイバル起きろと念じたものの、リバイバルそのものは「何かを解決しないと戻れない」といったものではないのだろうか?助けるだけでなく自分が現代に戻るためにも解決しなければならない。
大体悟はこれまでにたくさんの命を救ってきたのでは?「まただ」というように見知らぬ子ども以外にもたくさんの命を救ったはず。
そもそもリバイバルで誰かを助けたことにより将来的に誰かが死んでしまうこともあるわけで(それは自分や家族、友人かもしれない)悟は先に進めるためにもただ助けていたのではないのだろうか。
それでもこんな代償を払わねばならないのかな。
 
こうして並べると疑問だらけです(笑)…雰囲気や役者さんたちがとてもよかったのに残念。