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精霊の守り人 最終章 第九話(最終回) 感想

内容盛りだくさんで一体どこまでやってもらえるのかな!?と思ってましたが想像以上にキッチリやっていただけました。

まずラウルは国そのものが危うくなり、ヒュウゴが考えていたことがようやく見えました。武力ではない方法で国を治める術を探していたとはいえ、ベリス総督を味方に付けていたとは。
けどヒュウゴが寄せていた信頼は本物だった。よかった。ラウルもちょっと嬉しそうだったし。

帝はシュガの言うことを聞き始めて…急な気もしますが聖導師のことがあったからなんでしょうかね。もっと早く帝に伝えていたら信じてもらえたのだろうか。
チャグムのことも、すべて理解し合うとはいかないまでも通じ合うことが出来た。
背負わされた宿命を、他にも色々なことを受け入れて。
最初の方は「おい帝!」とばっかり思っていて申し訳ない。一緒に逃げてほしかった。

トロガイは各地の能力を持つ者へのメッセージ送り。危険だの何だの言ってましたが、トゥグムのもとへ行かせた分身をわざわざ若くして余裕なのでは…(笑)
お肌が綺麗なこと以外は完全にトロガイでしたけどね。あれでも綺麗なお姉さんだと言ってくれるトゥグム。
ガカイは取り残されてしまいましたが、悪運が強そうなのでどうにかこうにか助かると思います。王宮内で謝ってそう。

あとアスラが喋りました!街の皆さん喜んでる場合じゃないから!危機だから!!!
喋るならば見たいと思ってましたが、ちょっとハラハラしました。

バルサはタンダのいた家へ。家が平気ってことは随分な高台なんだなぁ。
今後どうしていくのか気になっていましたが、特に語られないまま。この流れならそれもありかなと思いました。

長ーく見てきましたが、スッキリ見終わることが出来ました。
美術もGCも綺麗だし、確固たる世界観があって、出演者もそこに溶け込んでいて、見ていて楽しかったです。
欲を言えばジンとモンの話がもうちょっとあってもよかったかな。