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カインとアベル 第三話 感想

あの場に同席させようとしたのはお父さんでした。
なんやかんや言っても優を思っているのかな。
政略結婚させる気もなさそうで、安心したような拍子抜けしたような(笑)

隆一がどんどん追い込まれていきます。
いつも完璧でそれを求められ続けていたからこそ、誰かを頼ったり出来ないのでしょうか。最後にはまさかの失踪?で、だいぶ先が読めなくなりました。
梓は事情を知っているようで、なぜそれを黙っているのか、「もう戻ってこないかも」というのはどういうことなのか、気になります。

ひかりちゃんの「闇抱えてそう感」は相当なものでしたが、初対面であるはずの梓にさえ気持ちが見え見えでかわいらしくもあります。「優を好きなわけじゃない」とわかってから、どう動いてくれるんでしょう。
彼氏がいるのに優に近づきすぎたらまた闇を抱えてしまいそうですけどなんかもう抱えてほしいです。ひかりちゃんの動向は楽しみであり恐怖であり。

しかし本筋の環境保護団体の件、週刊誌もテレビもそれなりの規模で報じられてしまえば本物の団体が気づかないわけないと思います。
兵頭と偽保護団体の代表との明確な繋がりを見つけるのかと思いきや(二人が会う現場を押さえるとか)、そんな間抜けなことはないです。相手の保護団体がどんなものかくらいは調べるでしょうし、即席のものならすぐにわかります。何なら週刊誌どころか一般市民が暴いてもおかしくないです。

全体としてはようやく動き出して面白くなってきそうなところなのに、なんだかもったいなかったです。