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IQ246〜華麗なる事件簿〜 第十話(最終回) 感想

機動隊に囲まれるのが貴重な経験だなんて娑羅駆もそんなのんきな(笑)
賢正を信頼してるし逃げる方法があってこその余裕なんですけどね。

マリア・Tはわざと防犯カメラに映り、娑羅駆が味方であるように見せたんでしょうか。
自分が賢正に狙われることも、娑羅駆がそれを止めようとすることも全て想定して。

カプセル

奏子もちゃんと学んでますね。
あまりにもホイホイ騙されてるので心配してましたが、よかったです。
これがなければ撃たれなかったと思うと複雑ではありますが。

足利さんのことずーっとほんのり疑ってて申し訳ない。だってあまりにも淡白で…。
しかし奏子もあんな場所撃たれてよく無事だったものです。機動隊がどこを狙ったのかわかりませんがもし心臓を狙っていたとしたら身長差があるからやや不自然だなと。

犯罪を犯させるために、奏子を撃った。
娑羅駆はまんまとそれに乗せられそうになりましたが、すんでのところで留まってくれました。
屋敷に来たのは他人に邪魔されないためでもあり、もしかしたら死ぬならそこがよかったのかもしれません。

マリア・Tの目的は世界を壊すこと。
娑羅駆が言うように信頼出来る人がいればこんなことにはならなかったのでしょう。
自分だけが死のうとしたのは、娑羅駆の脳細胞を、娑羅駆自身をを愛したからなのか。
詳細なことはわかりませんが、お互いがお互いに執着していたのは事実です。それを表現し損ねたとも言える気がします。IQの高すぎる二人にしかわからない世界。
即効性のある毒を選ばなかったのは、最後に言葉を残すため、そう思います。

まさかそのあと胃洗浄をして生き残るとは思いませんでした。賢正は本当に何でも出来ますね。
警察には死んだと嘘をつき、彼女がこれ以上悪事に手を染めないよう事件現場に足を運び続け、IQを下げる機械まで開発しました。
そしてマリア・Tは、娑羅駆のそばでよりよい未来を作るのを見届けることにしてくれました。監視が出来るからと言って娑羅駆の同意の元に。

今となってはよき話し相手のようです。あまり相容れない感じですけどね(笑)

賢丈が「何人の法門寺を殺せば気が済むんだ」と言っていたのが気になります。
今まで何度も法門寺家の人間を殺して来たってことですよね。しかも現場に居たんですから警察に協力するような状態で。
だから護衛と言う名目で監視を続けてるんでしょうか。警察が攻撃されることがないように。

最終回、どう落としてくるのかなーと思ったら、予想もしないところに落とされました。
基本的にどんな悪人も生存エンドが好きなのでこの終わり方はかなり好きです。これならマリア・Tの頭脳はいいことにしか使えないですしね。
最初はかなり違和感のあった娑羅駆の話し方も、今となっては当たり前。
登場人物がみんな愛らしくてよかったです。面白いドラマでした。