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カラマーゾフの兄弟 第三話 感想

放っておけとされてもやさしくしてくれたお母さんは、兄弟にとって、満にとって大事な大事な存在なんでしょうね。

そんな人がどうしてあの人と結婚したんだろう。息子のことも結婚するまで知らなかったみたいだし。


「小栗さんの意識が戻れば…」と言われて誰?と思ってしまったんですが執事の方でしたね。事件の経緯についてあまり説明されないし執事の名前はなかなか呼ばれないから。
犯人は制止しようとしたのを突き飛ばしたりした、あるいは現場を見られてしまったから口封じ、ってところなのかな。事件の全貌が見えないままというのも新鮮です。

今回は満回。
本当は家族、昔の約束、自分、彼女のことも考えていて、不器用ながら思いやりのある人。…にしても騙されやすすぎだと思う(笑)

何のためにわざわざ久留美を差し向けたのかと思えば、駄目さを思い知らせるためでした。ただそのためだけに、久留美を使った。恐ろしいほどの性格の悪さです。お父さんは何してる時が楽しいのかな。

兄弟もただ一致団結とはいかず、三人で話していても妙にぎくしゃくと。この家から解放されたい、という思いは一致しているはずなのに、それぞれの思いや立場が少しずつずれていく。

犯人探しももちろんですが、この三人が和解というか、少しでもわかりあえたらいいな、と思います。