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嘘の戦争 第十話(最終回) 感想

前回終了後から「百田さんが音声データを隠し持っててもおかしくないな…」と思ってたんですけどそれはなかったですね。
コピー作ったってわからないでしょうに、六車を恐れていたのか、目の前の手術支援ロボットのデータを盗んだ方が得だと思ったのか。

嘘の戦争最終回感想

六車は意外とあっさり捕まってしまいました。
百田さんも六車がいない方が動きやすかったですしね、にしても油断してます。

情報ドロボーはあっさりバレてしまいました。
「外まで送ったんじゃなかったのか!」ということは秘書の方の認識がちょっと甘かったようです。
ただ「これも一ノ瀬の計画か」とまた隆が違う方向へ。
いや、隆の立場だったらそう思うのも無理はないですけどね。知ってる側だとどうしても間抜けっぽく見えます。

興三は最終回にして救いようのないほど駄目でした。
六車に一ノ瀬さん三平さんの殺害を指示し、息子に「謝罪の出来ない人」と言われ、一番大事である楓の命より自分を守ることを優先、一ノ瀬さんの父親が正しい人間のはずがない発言。
あの地獄を味わって、何か変わった様子が少しでも見れればよかったのですが、それがなかったのは残念です。
けどそうして言わなかったおかげで、会社は無事。隆の家族も何も知らずに済んでいます。複雑。

興三を、会社を守ろうと一番奔走してきたのは隆なのに、一番大事なのが楓なのもなんだか寂しい。
それを気にするようなことはなさそうですけどね。

今回は楓のフェイクがいかにもだったので途中まで予想出来過ぎと思っていたんですが、一ノ瀬さんを刺したのまでフェイクとは気づけませんでした。完全に騙された。隆はいつ気づいたんでしょう?
何の根拠もなく一ノ瀬さんを信じる晃と楓を見て、隆もなんだか嬉しそう。

手術データも無事帰ってきました。カズキくんも百田さんの目を盗むとはなかなか。
一ノ瀬さんは海外へ行き、会うためにハルカは飛ぶ。
カズキくんと百田さんは、終わってしまえば恨みっこなしで、これからも一緒に詐欺師としてやっていきそうです。

途中途中「こんな穴があっていいのか?」と思うこともしばしばでしたが、一ノ瀬さんがシレッと戻ってくるエンドがとても好きなので最終的には面白かった!ということになりました。