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映画「マスカレード・ホテル」感想

面白そうだったので行ってきました。
原作未読、出演者もあまり知らないまま。事前番組は見ました。

結論から言うと松たか子さんが出るなんて知らずに見たかった!
見る日に一緒に行く人に言われちゃったんです。相手もまさか犯人だと思っていなかったでしょうけど(笑)

ただいい感じに忘れていたので気づいたのは正体を現す直前でした。
最初に気づいちゃったら間違いなく犯人ですもんね。宣伝として難しそう。

ミステリーというよりはホテルの様子、それぞれが仮面を被って、怪しさと複雑な関係性を持ちながらホテルマンやホテルそのものと関わっていくというのが面白かったです。
あんな豪華なホテルに行くことはそうそうありませんが、もし行ったら「お客様」であることを演じてしまいそうな気がしました。不思議だけどそういう場所。他のサービス業よりもお客さんとの距離、生活との距離が近いから?
自覚はなかったけどビジネスホテルでも少しそうしてるかもしれない(笑)
ホテルマンがニコニコしたまま心配事を話していたり、実際こんなことも有るんだろうなと思いながら見ていました。

ミステリー部分はおばあさんが松さん(若い人)だって見抜けないとわからないかな。
謎解きしながら、というより「わーびっくり!」な感じ。
全員が怪しそうで怪しくない、怪しくないと安心したら犯人だった、とハラハラと安心を行ったり来たり(笑)

木村さんと長澤さんが映画での短い時間で信頼関係を構築していくのもきちんと見えてよかったです。小日向さんとのこととかも原作だともっと掘り下げてたりするんでしょうか。もう少し知りたい。