ドラマ、映画の感想置き場。

基本ネタバレしてます。

MENU

連続ドラマW 絶叫 第一話 感想

安田顕さん出演ということで見始めました。原作は未読。

番組表のあらすじ部分に猫に食べられたと書いてあって、見るのどうしようかな、と思ってました(苦手)。
さすがにテレビ放送なのでそこまでではないものの、目を背けつつ様子をうかがいながら。音声だけでも大丈夫なくらいは説明してくれます。今のところ金魚鉢に気づいていれば大丈夫かな。

陽子は弟ばかりが愛される中で生きてきた、寂しさのある人。かといって両親が嫌いなわけじゃなくて、むしろお母さんとは一緒にいようとする複雑な思い。
人との関わり合いが苦手なのかなと思いきや、派遣のタイプの違う若い同僚たちとは仲良くしている、好かれているようにも見えるのが少し不思議でした。

最初に発見されてから始まるので、幸福な方へ向かえば向かうほど「いつひっくり返されちゃうんだろう・・・」とハラハラしてしまいます。
ただ懸命に生きていたように見えた陽子の、殺人の疑惑。
平凡だった彼女はどこで一線を越えてしまったのか。どこまで超えていたのか。

一方神代は金魚すくい屋のおっちゃんからNPO法人代表、とは名ばかりの貧困ビジネス運営者に。いや金魚すくい屋だった頃から何かしてたのかもしれませんが。
安田さん悪い役が似合いますね(笑)人のよさそうな感じも同時に出してきて、それが神代の誘い方。

少しずつ見えてくる陽子の闇と、神代との繋がり。
最後のシーンだけでは陽子が神代を殺してしまったように見えます。本当にそうなんでしょうか。
ふたりはどんな思いで繋がっていたのか。
第2話も楽しみです。