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視覚探偵日暮旅人 第七話 感想

土井さんがあの店にいたのはたまたま週4で通っていたから。超常連。今までよく旅人たちに遭遇しなかったものです。
あんな状況でも色々把握してて、白石が不自然な場所から現れたこと、他の人が証言してくれないことを疑問に思ってはいる様子。
店自体は事件に巻き込まれただけに見えましたが、閉店させるほどの圧力をかけられたんでしょうか。

やはり旅人の能力はロストによるものでした。
ただ五感を失わせるのではなく解放するためのもので、後から感覚が失われていくことがわかったから「ロスト」と言う名前。
生きていくためにやったこととはいえドクターには罪悪感がたくさんあって、何でも話してくれました。
そして灯衣ちゃんを守るためなら自分も犠牲にする。
旦那さんの復讐のためでもありましたが、最後まで、灯衣ちゃんの中にいるお母さんを良き母のままでいさせてあげようとしました。

灯衣ちゃんもお母さんだとわかってて、何か必ず理由があるんだと信じて、あえて子どもについて聞いた。
大人すぎます。灯衣ちゃんはまだ小学生にもなっていないのに。けど、お母さんが大好きだから出来たことだと思います。

旅人はとうとう隠しきれなくなって、今までのことを雪路に話し始めました。
ドクターと逃げ回る中で「みんな頼りになる人たちですから」と言っていて、それがドクターの前だからといって嘘を言ってるようには見えませんでした。近づいたのには理由があっても、信頼関係は本物なのかな。
旅人の過去と、自分との関係を知って、みんな何を思うんでしょう。協力するのか止めるのか。
力を貸すとしても復讐はさせないでしょうね。