ドラマ、映画の感想置き場。

基本ネタバレしてます。

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劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜 感想

ドラマをリアルタイムで視聴。

映画が楽しみなあまりネタバレが嫌過ぎて新場面写真ですら見たくないという面倒な状況になりながら、映画館へ足を運んだのであった(感想ブログなのに何だこの入り)。

劇場版に望むのは、登場人物全員が幸せになってくれること。以上です。

開始から春田のアクションシーン!恋愛ものなのにな!(好き)
このおじいさまを助けたことが春田を救うことになるとは思いもしませんでした。壷を裸で持ち歩かないでくれとか考えていてすまない。

そして牧との再会。信じてほしさと久々の対面で事情説明よりも「牧牧牧牧牧ー!」と連呼する春田。
その呼び方に愛情がこもっている。聞けば聞くほど牧への愛情がこもっている。ような気がしました。

私の脳内は応援上映みたいになってました。

「名前を呼ぶ春田いいよーかわいいよー!牧!誤解だよ!」

応援上映やる意味わかるわ。

その後すれ違いがあっても、仕事の連絡はしなくても手間のかかるご飯を作ってくれる牧愛おしい。忙しいのに怒ってるのに手作りご飯ですよ。
牧との関係修復を図ろうと一生懸命な春田もまたよかったです。あんなに唐揚げ焦がせますか?

春田も牧もお互いが本気で結婚することを考えていて、なのになかなか向かい合えないもどかしさ。
喧嘩したかと思えば花火デートを前にイチャイチャし始めたり・・・何なんでしょうこの2人は。ずっと見てたいわ。

部長は記憶喪失からの再度はるぽんへの恋。記憶を失ってもまた恋をしてしまった。春田どんだけ魅力的なの。
そこにまた嫉妬する牧も可愛かったです。嫉妬するほどってことだから。もう。サウナシーンは色んな想いが入り乱れてて面白かったです。

武川さんの恋路は部長に本気モード。
愛されるより愛したい、マジで。なんでKinKi。

マロと蝶子さんは結婚まで!どうしてプロポーズの場に部長が同席しているのか。
結婚はもうしないと言っていた蝶子さんを包み込むマロの想い。OKを出す部長。意味が分かりませんがおっさんずラブとしては完全に成立してました。ま、コレまでに爆発とか見てるんですけど。

ちずちゃんが彼氏と別れちゃってたのは意外でした。
でも後ろ向きじゃなくて、「いつか全部手に入れる!」っていう前向きな感じがしてよかったです。

新キャラジャスティスと狸穴さんもとてもなじんでいました。
狸穴さんはドラマからずっといなかった「嫌なヤツ」なのかな・・・と思っていたら。疑ってすみません。牧との関係を持たせないためにベッドに飛び込む春田、完全に間違ってて可愛かった。

ジャスティスは春田のこと大好きで、真っ直ぐで。薫子さんとの結婚は完全に想定外でした(笑)

薫子さん、あっさり線を切っちゃうのがドラマや映画ではあり得ない展開で面白かったです。
即爆破しなくてよかったし犯人は何だってそんな面倒な仕掛けを。薫子さんの性格を知っててやったんでしょうか(笑)

でもそのおかげで(?)牧と春田が向き合う時間が確保されました。その道中も部長と春田を取り合ってたけどね!早く助けに行ってくれよ!

ポツポツと、自分の気持ちを話していく春田。泣きました。
愛です愛。そこにあるのは愛なんですよ。最初っから2人が想い合ってたのは知ってましたよ。それが言葉となって表れる。

でも、エンドロールを見ているとき、正直少し物足りなかったんです。
ドラマからずーっと、春田と牧がわだかまりなく恋人同士として仲良くしてるシーンが少なかった。
スピンオフで15分だけでも2人の日常が見れたりしないかな、、、と思ってからのエンドロール明け。

もじもじしてる春田を見て「あ、これ下の名前で呼ぶのでは」と直感してたのにそれでも名前で呼ぶのが見れて嬉しかったです。ずっと名字呼びに牧は丁寧語なのも気になってたんです。やられた。
あとチューね!ドラマでも寸前だったし意図的に見せないのかと思ってたので破壊力がありました。これは応援上映しちゃうわ(2回目)

劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜ポスター

観たあとにポスタービジュアルを再度見ると、そこに書かれてる一言が沁みます。


ドラマ版が大好きで、脚本は同じ方だしスタッフさんの作り方というか向き合い方を見ていて心配するようなことはありませんでした。
期待を裏切らない素敵な映画でした。

一応これで完結、となっています。
作り手側がもしやりたいと思ってくれるなら、また見たい。見せてほしい。