ドラマ、映画の感想置き場。

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嘘の戦争 第九話 感想

「兄貴は隠しておけないだろ」という隆に視聴中はいたく感動していたんですけど(だんだん隆に甘くなってきました)社長になることが決まってから知ったとなると、隆に秘密を背負わせることを選んだのは興三になります。
一族でありながらそれをひとりで抱えてきたのは、晃と楓を守るためなんでしょうけど。

社長になって変わってしまった理由がちゃんと晃に伝わって、和解出来てよかったです。
問題は楓との関係の方ですが…。

マイクロカセットレコーダー

暴走していく一ノ瀬さんについていけなくなっていたんですが、それはハルカも同じでした。
ずっと近くにいたからこそ、どうすれば思いとどまってくれるか知っている。相手は恋敵のような、カモのような、微妙な関係でも、止めるために何でもする。
こう思われてること、どのくらいわかってるんでしょうね。

嘘が人を救うこともあると気づいた一ノ瀬さんは結局、三平さんを娘と引き合わせたいい人になっちゃいました。
けどあの対峙に居合わせた娘さん、あのやり取りだけでどのくらい話が飲み込めたんでしょう…詐欺師というわけにもいかないし弁護士じゃないというわけにもいかないような。

音声データはPCからもスマホからも消し、マスターテープまで手に入れました。予備をどうして作っておかなかった。
詐欺師に囲まれて暮らしているんですから(百田さんは金を欲しがってもいた)それくらいはしておかないと。一ノ瀬さんも何でもかんでも喋ってたしなー。

けどそのおかげで二科コーポレーションは粉飾決算の件を公にするだけで済みました。
百田さんとの取引は隆が単独でやっているものと思っていましたが、あそこまで自信を持って会見をやると言っていたからには計画を知っていたのでしょうかね。

今度はカズキくんが研究資料を持ち出そうとしていました。
隆よ!君の前にいるのは詐欺師なんだよ!もう少し気を張っていないと!
晃のIDがなくなったことを知らないんでしょうか?脇が甘い〜!!!

一ノ瀬さんは一転警察に追われる身に。あんなに警察官がいて捕まえられないなんて…いや捕まったら話が終わっちゃうんですけど。
録音テープはなくなってしまいましたし、これでもう30年前の事件を立証するのは難しくなりました。
最終回、どんな最後が待っているのか、楽しみです。